タイヤ、ホイール メンテナンス

ロードバイクでパンクしたときに困らないためにも覚えておきたいチューブ交換のやり方

投稿日:2018年1月13日 更新日:

photo credit: torisan3500 distorted tyre via photopin (license)

自転車のトラブルといえばパンクではないでしょうか。

空気をしっかり補充したり、路肩を避けて異物をなるべく踏まないようにするとか

気を付けながら走ればパンクの確率を下げることはできるんですが、

「0」にするっていうのは無理な話です。

走りに出かけてもパンクしたときに自分でチューブ交換ができないと、

近くに自転車屋がなかったらそこでもう自転車に乗って走ることはできません。

なので自分でパンク修理を覚えて突然のトラブルにも対応できるようになった方がいいと思いませんか?

今回はチューブ交換の方法をあなたと一緒に見ていきたいと思います。

パッチでのパンク修理の仕方はこちらです。

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習得しておきたいパンク修理

パンク修理に必要な道具

  • タイヤレバー2~3本
  • チューブ
  • 空気入れもしくはCO2ボンベ
  • チューブが無ければパッチ

●ロードバイクやクロスバイクがパンクした場合は基本的にはチューブ交換です。

走りに行くときの携帯品の中にチューブをひとつ携帯するようにしておきましょう。

●タイヤレバーはタイヤをホイールから外すために使います。

●空気入れは2回3回のパンクが心配な人は持っておくほうが安心です。

2回目のパンクもしくは修理失敗したときはあきらめて帰るって考えの人は

CO2ボンベのほうが携帯性も良く荷物もかさばらない。

●パッチはチューブがなくなったときの応急手段。

携帯ポンプがあればパッチがある限りパンク修理できます。(パッチでふさげない穴があいてる場合は修理できないです)

パンク修理の手順

1,パンクしたタイヤの表面をチェック

タイヤの表面にパンクの原因になった小石やガラス片などが刺さってたりしてないかを確認します。

異物が刺さったままのタイヤで走ればまた異物がチューブを傷つけることになるので、

もし刺さってたら先に取り除いておきます。

大き目な何かの破片とかがざっくりタイヤに突き刺さってたりしたら

タイヤも交換しないとアカン状態ですので、

チューブ交換も飽きられめて帰りましょう。

チューブ交換ならいくら穴が開いてても関係ないですが、

チューブに大きな穴やチューブが裂けていたりしたらパッチでの修理は不可です。

2,チューブを取り出す

チューブを取り出す手順は

  1. バルブナットを緩める
  2. スポーク1本おきぐらいの間隔でタイヤレバーを差し込んでタイヤを外していく
  3. 1/4ぐらいタイヤがリムから外れたらレバーをスライドさせて片側全部外す
  4. チューブを取り出す
  5. タイヤの中に異物が残ってないかを確認する。

タイヤを取り外してチューブを取り出すのはそんなに難しくないです。

タイヤレバーを差し込む時は手のひらでレバーが入るように広げてあげるとやりやすい。

上から差し込んで下に降ろしてスポークにレバーをひっかけるを繰り返していきます。

ですが、差し込む間隔を広くとり過ぎるととタイヤがリムから外れません。

チューブを取り出したら異物が入ってないか手でタイヤの内側をこすってチェックしてください。

(指で勢いよくタイヤの打つ側を触って異物でケガをしないように注意です。)

3,チューブを入れてタイヤをはめる

チューブ交換の手順は

  1. バルブ穴にバルブを通す
  2. チューブをタイヤに入れる
  3. バルブと反対側からタイヤをリムにはめていく
  4. チューブが噛んでないか両側を確認
  5. 空気を入れる
  6. リムラインが両方出てるか確認。
  7. 完成!!

●チューブをタイヤに入れるときは片側からグイグイ入れていくと反対側にチューブがよって行っちゃうので、両手で両側から同時にタイヤの中へ収めていく。空気を少し入れとくとねじれにくく作業しやすい。

●タイヤをはめるときは空気を抜いてバルブから反対側をスタートにして同時にはめ込んでいく。

最後はめ込みにくくなったらバルブの反対側をもむ。それでもハマらないときはタイヤレバーを使ってはめる。

タイヤレバーを差し込んでタイヤを持ち上げるときにはレバーがチューブに刺さるとチューブが痛める恐れがあります。

●はめ込んだらタイヤを押し込んでチューブが噛んでないかをバルブを起点に全周確認する。めくってみてチューブが見えたらチューブを中に入れる。バルブ付近のチューブが見える場合はバルブを押し込んでみる(押し込む時はタイヤレバーをバルブに当てて押し込む)。

●空気を入れる。仏式に対応した空気入れを用意します。

ロードやクロスバイクには10気圧ぐらいは入れられるポンプを選びましょう。

●リムラインが出てるかを確認します。上の画像みたいに一か所なかなかラインが出ないってこともあります。さらに空気を入れることでビードが出ることもありますし、少し空気を抜いて揉んでやるとラインが出たりします。

家でやるときは石鹸水をつけて滑りやすくして空気を入れると出たりします。

リムラインが見えました。これでOKです。

●バルブナットとキャップを付けて完成です!!お疲れさまでした('∀`)b

バルブの長さはホイールのリムの高さに合わせてもらえばいいです。

48か60㎜写真の奴は長いですね。

チバルブのところがネジになっていて、キャップを外すときに一緒に回って外れることがあります。

締め直せばいいけど、これが手で回すぐらいじゃ甘くて空気がすこーしずつ抜けます。

外れたらラジペンなどしっかり最後まで締めて下さい。

まとめ

チューブ交換はなるべく自分でできるようになりたいですね。

最初はなかなかタイヤがハマらず時間がかかって苦労することもあるとは思いますが、

時間がかかっても落ち着いて作業すればできます。

この作業は結局慣れなので遠乗りの計画がある人は何度か家で練習してから行くほうが安心ですよ。

チューブ交換じゃなくてパンク修理するなら

ゴムのりいらずで薄いスーパーパッチで対処します。

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