ロードバイクで長距離を走ることも多いロードバイク乗りは、
サイクリングやロードレースを楽しんでる間に、
何万回もペダルを回し続けることになります。
自転車はペダルを回して人力で走る乗り物ですから、
しんどい思いをしながら走るよりかは、
少しでも楽に速く走れたらいいと思いませんか?
そのためにはペダリングのロスの減らす(無ければもっといい)走り方が重要です。
スポンサーリンク
ペダリングは引き足を使って丸く回すことをイメージする
丸くスムーズにペダルを回すことは、
パワーを効率よくが進む力にするためにも大事なことです。
アンクリング(かかとの角度)や
脚にずっと力を入れっぱなしにするような走り方は
せっかく入れたパワーがムダになってしまいます。
フラットペダルではペダル踏んで漕ぐ踏み足だけしか使えず、
丸く回すのはための引き足を使うのは難しい。
フラットペダルでも丸く回すことができる高い技術を持った人も中にはいますが、
その技術を習得するのはかなり練習する必要があります。
そこまで練習しなくてもビンディングペダルを使えば、
ペダルを回す時に踏み足だけじゃなくて、
「引き足」も使うことができるのでよりスムーズなペダリングができます。
ペダリングのためもあるけど、フラットペダルで普通の靴やと、
ガーってペダルを漕いだ時に勢い余って足がペダルから飛ばされて離れてしまうことがあります。
なので、ビンディングペダルにシューズのほうが、
足が固定されているのでペダリングがどうのこうのというのもあるけど、
安いモデルでいいので取り入れたほうが走りやすいです。
スムーズな丸いペダリングのポイント
引き足が使えると踏み足だけでは難しい丸を描くようなペダリングが可能になります。
- ①の上死点を過ぎてから③までペダルを踏み込んでいく
- ④~⑤までは惰性だけで力はいれない
- ⑤の下死点から引き足を使ってペダルを引く力を⑦まで入れる
- ⑧~①までは惰性だけで力は使わない。
踏み足も引き足もペダルにずっと力を入れ続けると上死点で踏み足、
下死点で引き足をそれぞれ使うときにスムーズに力を入れにくいです。
足首を上下に動かすとパワーロスになる
ペダリング中のたびに足首を上下に動かさずに固定するほうが効率的に、
パワーをペダルに加えることができる。
例えば、
- ペダルを踏み込むときにカカトが下に下がる
- 引き上げるときにカカトが上に上がる
というようにクランクを一周回す間に、
カカトが大きく上下すると大きなパワーロスになるので、
足首も意識して走りましょう。
ペダリングの練習
キレイなペダリングをできるようになるのは、
ひたすら練習するしかないですね。
軽いギヤ重いギヤそれぞれで練習していきましょう。
基本は膝から上の筋肉をとにかく意識して、
大きく丸くクランクで円を描く感じにするといいです。
ペダルを回してるからつま先で円を描こうとしがちですが、
太ももから股関節をメインに使ってペダルを回していきましょう。
軽いギヤでは高回転でお尻が跳ねたり、
脚がカクカクならないようにスムーズに回す練習。
そして、重いギヤはしっかりとペダルを踏みこむことを意識して
ペダルに効率的よくパワーを伝える練習。
重いギアを使う時は加速したい場面だと思うので、
その時は円を大きく描くよりも踏み脚に力を込めてください。
引き足はおまけ程度でいいと思います。
ダンシングのときは引き足よりも踏み足重視でペダリングしてください!!
まとめ
ペダリングはロードバイク乗りにとって最も難しく重要な技術です。
引き足を使わなくてもロードバイクは走れます。
ですが、引き足なしでは効率的な丸いペダリングをするのは難しいです。
レース志望じゃなくても、ペダリングを意識して速く走ることには憧れることだと思います。
いきなり上手くスムーズに丸くペダルを回すことは簡単にできないですが、
丸く回すイメージを常に意識して走ることが重要なことですよ。
-
【ロードバイク】あなたに合ったサドルの高さ調整の仕方。サドルセッティングの基本
あなたのロードバイクのサドルの高さや前後の位置はどうやって決めましたか? あなたのサドルの高さや前後の位置そして角度は、 もしかしたらあなたに合ってないかもしれませんよ。 ...
-
ビンディングペダルおすすめ4大ブランドと初めてのビンディング選び
ロードバイクを手に入れて最初はスニーカーとフラットペダルでじゅうぶんだと思っていても、 周りのサイクリストがビンディングを使っているのを見ると あなたもビンディングペダルにステップアップ ...