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【ロードバイク】テクトロのブレーキは使い物にならないのか?

投稿日:2017年4月24日 更新日:

brake

エントリーモデルの完成車についているコンポーネントはSHIMANOで揃えつつも、

一部だけサードパーティ製のものが組みつけられてあることが多く、

一見完成車がシマノ製のコンポーネントで揃えられてるように見えて、

実はブレーキだけはシマノ製じゃなく

「テクトロ」が組まれてるということも少なくありません。

 

 

そのテクトロのブレーキですが、

  • 全然効かない
  • ゴミ
  • 付いてるだけ

なんてんネットの世界では言ってる人もいるぐらいで、

イメージは良くないみたいです。

 

でも、エントリーグレードの完成車を選ぶ場合テクトロのようにサードパーティ製のブレーキが取り付けられているなんてことはよくあります。

ネットでいろいろ調べて「テクトロが付いてるエントリーモデルを買うのが不安」という人もいるかと思います。

 

なので、今回はテクトロのブレーキについての話していこうと思います。

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テクトロのブレーキはありかなしか

 

テクトロのブレーキは完成車の値段を下げるために、

付けられてることが多いです。

 

これは本当によくあることです。

 

 

初めてロードバイクを選ぶ人が完成車に組み込まれてるコンポのグレードで目に着くところといえばリアディレ―ラ―やSTIレバーなどだと思います。

ブレーキのことよりも走行時の操作性のほうに目を向けがち。

 

 

スピードをコントロールするための制動力は、

ロードバイクにとって最初に見るべき大事なところです。

 

テクトロのブレーキでも問題なく使える

ぼくもテクトロのブレーキを使いました。

 

初めて買った完成車も今乗っているロードバイクのブレーキもシマノ製ではありませんでした。(現在は105に替えています)

 

ですが、問題なく使えましたし、完成車に組み付けられているのに使えないブレーキやったら大問題です。

普通に走る分には問題なく止まれます。

 

ちゃんと整備してあれば何の問題もなく止まることもできるので、

ゴミ扱いされるほどダメなブレーキだとは思いません。

 

なぜテクトロのようなブレーキは評価が低いのか

ロードバイクはかなりの速度がでます。

Vブレーキのようにガッツリとブレーキがかかると前輪がロックしてしまい前方にぶっ飛ぶ危険性があります。

 

ですが、掛からな過ぎも問題ではありますが、テクトロでも世に出回っている以上は使用上問題ないブレーキです。

 

ただ、ブレーキは上位のものになるにつれて剛性やアーチの形状などの質も上がり、制動力も向上していきます。

ロードバイク経験者は自転車にはまっていくにつれて質の高いブレーキを導入した経験上、下位グレードのブレーキに対してイマイチな反応になってしまうんです。

 

 

普通に走るだけなら問題ない

ロードバイクは舗装路を速く人力で走るために作られた自転車です。

 

普通のママチャリやクロスバイクと比べてもスピードが出せるし、意識してなくてもスピードは出ます。

 

ですが、スピードが出ると言っても、走ってる間、時速30キロを常に維持するのはロードバイクを始めたばかりの人や速く走ることを目的にトレーニングしてる人以外には無理に近いです。

 

向かい風の時は速度を出すのはしんどいし、疲れてくる。

 

瞬間的には30キロ以上出すなんてことは余裕でできますが、ライド中常に30~40キロで走れる初心者はそういないでしょう。

いないとは言い切れないけど、そういう人は別格です。

 

 

だいたいの初心者でも20~25キロなら無理なく走れて、その速度に落ち着くと思います。

 

そのぐらいの速度ならテクトロのブレーキでも減速して止まることに問題はないです。

 

 

ただ、あまりにもスピードが出過ぎると確かにテクトロでは危ないと思うことがあります。

 

山を走るならテクトロはやめといたほうがいい

普段のサイクリングやロングライドのコースに登坂を取り入れてる人はテクトロはやめといた方がいいです。

 

その理由は山を登れば、そのあとは下らないといけないからです。

 

テクトロのブレーキでも平坦な道なら問題なく使えますが、山の下りとなると話は別。

 

初心者は高速を維持を維持するのは難しいですが、山の下りは漕がなくても勝手にスピードが出ます。

 

40キロなんてあっという間に超える速度で走ることになります。

 

しかも山道は直線コースではなく、カーブの連続です。

 

その状況で、シマノよりも性能で劣るテクトロではスピードを落としきれず大事故になる危険性は高いです。

 

ロードバイクのブレーキは止まるためよりもスピードをコントロールするために使います。

 

下りで加速し続けて出る速度はテクトロでコントロールできる速度を超えてしまいます。

 

リムにブレーキシューがシュルシュルと高速でなる音が聞こえるだけで、しっかりと減速されてるかというとそうは行かない。

 

ブレーキを握りしめても音だけ聞こえて減速していないあの感じは怖いです。

 

多少の坂なら問題ないですけどね。

 

まとめ

テクトロのブレーキは平たんな道を走る分には問題なく使えるブレーキです。

ムチャクチャ速く走る人やサイクリングコースに山を取り入れるという人なら、ブレーキを交換しましょう。

そして、どうせ交換するならグレードの高いシマノの105以上を装備するのがいいと思います。

 

値段が安いからと言ってグレードの低いブレーキを買って結局意味無かったなんてことになるともったいないですからね。

 

エントリーモデルのクラリスやソラでもブレーキだけは互換性も関係なく交換するだけなので、自分に上位グレードのブレーキが必要だと思えば、ブレーキだけ交換すればいいだけの話ですよ。

 

もちろんテクトロでも問題ないですが、制動力の高いブレーキを付けているほうがいいのは当然ですので、いずれは105以上のブレーキのほうがいいと思いますよ。

 

 

ということでまずは完成車を観るときは、ブレーキを最初に見て、それからブレーキの性能が自分の乗り方にはこれでは力不足と思えば、予定よりも予算を出して、上位グレードのブレーキが付いているモデルを選びましょう。

 

週末に河川敷を走ったり、通勤がメインという人はテクトロのままでも問題ない。

資金ができれば、上位のブレーキにいずれは交換すればいいとぼくは思います。

 

では、またお会いしましょう。

 

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