ロードバイクで速度を出すためには、体を鍛えたり、車体を軽量化したりすることが考えられます。
ですが、速度を上げるにつれてスピードを出させまいと立ちはだかってくる見えない壁の中に突っ込んで行かなければなりません。
その壁こそが空気抵抗です。
スピードを上げるためには、体を鍛えたりする必要もありますが、出来るだけ空気抵抗を減らすことが鍵になってきます。
スポンサーリンク
空気合抵抗を減らすためにできることとは
走行中の空気抵抗を減らすためには色々な方法が考えられるかと思いますが、空気抵抗を減らすために工夫されたフレームなどはかなり高価でそういった機材を購入するのはあまり実行に移しにくいはずです。
またツールドフランスなどで走っているレーサーたちは一列になって走っていますよね。
あれは先頭の選手が風受けになって、後続の空気抵抗を減らしているわけです。
けど、おひとりで走ることが多い人は常に自分が風を受けるわけですし、普通のツーリングで一列になって走っていてもトレインを組んで走るようなことはないはずです。
なので空気抵抗を減らすためには、フォームやポジションなどを意識して如何に空気抵抗を減らせるかを考えて工夫していくのが一番です。
サイクルウェアを着る
まず一番簡単な方法はサイクルウェアを着て走ることです。
最近では街中でもサイクルウェアを着て走ってる人を見かけるようになりましたが、体にピタッとフィットしたシルエットになります。
走行中に風を受けてバタつくようなウェアだと風を受ける面積が増えて、風の抵抗を受けてしまいます。
見た目に抵抗を持っている人もいるとは思いますが、試しに一度着てみると、意外と悪くないもんですよ。
サイクルウェアを着たからと言って、簡単に速くなるわけじゃありませんが、バタつく服を着て走ってるときとは快適性もまた違ってきますので、まだ着たことが無いって人は試してみてください。
ポジション、フォームを変える
ロードバイクで走行する時は基本的にはブラケットを持って走るのが一般的です。
よく下ハンを持つと前傾が深くなり空気抵抗を減らせると言われていますが、たしかに普段のブラケットポジションよりは確かに空気抵抗を減るのは減るんですが、下ハンを握ってるときに腕に位置も空気抵抗に関係してきます。
下ハンドルを持った時には、脇がしまっていればいいんですが、わきが開いてしまい正面から見てひし形のシルエットになってしまうと、開いた腕の分、風を受ける面積が増えてしまい、結局空気抵抗を減らせないことになってしまいます。
空気抵抗を減らすことが目的なら、無理に下ハンドルを握るよりもブラケットポジションのまんま、体をバイクに近付けて姿勢を低くするほうが風の抵抗をドロップポジションよりも効果が得られるようです。
ぼくは下ハンドルを持っても、速く走れてるって実感があまりないので、下ハンドルを持つことはほとんどありません。
ですが、ハンドルポジションを変えれば、一か所の筋肉だけを酷使することがなく疲れを分散できるので、疲労対策にも効果的なので色々とハンドルを持つ手も位置は変えたほうがいいですね。
スネ毛を剃る
スネ毛を剃ることは以外にも7%の空気抵抗削減に効果があると言われています。
スネ毛を剃ることは見た目についてが第一だと思っていましたが、実はけっこう効果があって、
あるテストでは約1分ほど差が出たそうです。
コンマ1秒を争うレースに参加する人はできることなら、なんでもやってみるといいと思います。
ま、それでも一番はぴちぴちレーパンにモジャモジャもあまり気持ちいい姿ではないので、見た目の不快感をなくすためにも剃っておいてもいいんじゃないでしょうか。
ロードバイク界の暗黙のルール。あなたはすね毛処理する?しない?
まとめ
走行速度を上げようと思ったらできるだけ空気抵抗を減らすことも大事なことです。
思いっきり抵抗を受けてさらに体を鍛えたいとかなら別ですが、空気抵抗を減らして走るほうが消費する体力も少なくて済みますし、一石二鳥です。
その中でも簡単に工夫できることは
- サイクルウェアを着る
- ポジション、フォームを変える
- スネ毛を剃る
これらは新しくフレームを買ったりすることよりも、コストはかかりませんし、自分の体一つでできる工夫なので、今まで試してみたことが無かった人は試してみてください。
ではまた。