あなたはサイクリングでのケガの対策は何かしていますか?
自転車の走行中にアクシデントが起きてしまうと避けられないのがケガです。
走行中にこけてしまったら大なり小なりケガをしてしまいます。
あなたがサイクリングに1人で行けば基本的に頼れるのは自分だけ。
他のサイクリストも走っているからと言って
必ずしも助けてくれるかどうかはわかりませんし、
ケガをした姿をみて、声をかけてくれても
手当てしてくれるかどうかなんてわかりませんしね。
だれもケガすることを前提に走りに出るわけじゃないので
ケガのことはあまり考えないでいるかもですね。
ですが、念のためにある程度の応急手当てができる道具を携帯していれば
携帯してない時に比べたら安心です。
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応急処置に用意しておくと便利なアイテム
応急処置に必要なものはだいたい薬局で手に入るものばかりです。
携帯品は一応自分のために持っていくけど、
仲間や偶然出会わせた見ず知らずのサイクリストがケガをするかもしれません。
そんな時にあなたが救急道具を持っていればケガをした人の助けにもなるし、
または自分が助けられるかもしれないですよね。
「備えあれば憂いなし」と言うことで
とりあえず用意しておきましょう。
コンパクトさも忘れずに
サイクリングぐらいならバッグなどは持たずに、
なるべく荷物を減らして走りたいという人もいると思います。
ぼくもなるべくなら手ぶらで走りたい派です。
そんな時にはサイクルウェアのバックポケットを活用するようにして
救急セットはなるべくコンパクトにまとめられるようにしたいですね。
ケガの割合は擦り傷が多い
自転車に乗っていて起こるケガで一番多いのが「擦り傷」です。
そして、ケガの部位ではヒジ、ヒザが多いんです。
なので、救急セットは擦り傷に対応できるものを中心に、
必要な道具をまとめましょう。
救急セットの中身は?
絆創膏(バンドエイド)
すぐに処置したい小さなすり傷などに使えるので便利。
こけた時に思わず手を付いてしまった。とか、膝を少しすりむいた。
たいした傷じゃないけど、
傷口に触れて痛かったり、汗がしみるときなどに簡単に使える。
靴ズレなんかにも使えますね。
キズパワーパッド(ハイドロコロイド絆創膏)
消毒やガーゼなどは使わずに
人間の治癒力を高めて治す湿潤療法(モイストケア)をするための絆創膏です。
キズパワーパッドが有名ですが、
他のメーカーから出ているハイドロコロイド絆創膏でもOKです。
自転車でコケたときのケガは結構広範囲にできることも多いので、
大きいサイズを選ぶのがオススメです。
包帯
足を捻挫したり腫れたりした患部を圧迫、固定する時に使います。
もしキズパワーパッドの代わりにラップを使った時に、
ラップを固定することもできるので、
いろいろな用途に使えます。
水
サイクリングに行く時は飲み物を持って行っていると思いますが、
ボトルの中身をひとつ水にしておくと便利です。
水分補給できるだけでなく、傷口を洗う時にも使えます。
都合よく水道などがあればそこで傷口を洗うことができますが、
タイミングよく水道がない時のほうが多いはず。
湿潤療法を行うためには傷口をきれいに洗って、
砂や小石、雑菌などを洗い流すのがポイントです。
ガーゼかタオル(ハンカチ)かティッシュ
傷口をきれいに洗ったあとの水分をふき取る時に使います。
洗ったあとの水分を拭き取ってからキズパワーパッドを貼るようにしましょう。
カーゼやハンカチは出血部分を押さえて止血するときにも使えます。
ジップロックとビニール袋
ジップロックは救急セットを入れておくのに便利な上に、
処置した時に出るごみを捨てるゴミ袋代わりにもなります。
ビニール袋をひとつ入れているなら、それを優先的に使いましょう。
近くにコンビニなどがある場合には、
氷を入れたりしてアイシングすることもできます。
持っていけるなら追加しておくといいもの
持っていけるなら他にも追加しておきたいアイテムがあります。
でも、これらはちょっとかさばるのでぼくは携帯していません。
ラップ
キズパワーパッドがなくなった時の手に入らなかった時の保険として緊急時に使います
また、キズパワーパッドで覆いきれないほどの広範囲のキズの時に使います。
白色ワセリン
ラップを使う時にはワセリンを使います。
キレイに洗った傷口に薄く塗ってからラップで覆って包帯を巻きます。
小さい容器に移せば、ある程度のかさばりは押さえられます。
他にもレ―パンの擦れを軽減するのにも使えます。
冷却剤
打撲したり、捻挫した時には患部を冷やすことで炎症を押さえることができます。
また、夏場に怖いのが熱中症。
熱中症にならないように走ることが大事ですが、
なってしまったらとにかく体温を下げることが重要です。
叩くと冷える冷却剤が便利です。
ですが、使う時は凍傷にならないように。
まとめ
自転車はケガをするリスクを伴う趣味です。
スピードが出てようがいまいが、
ケガをする時はするし、しない時はしない。
キズの度合いもその時によって異なりますしね。
まずは自分のためのお守り代わりとして
救急セットを持って走るほうが安心だと思います。
「今日も無事走り終えたな」ということに越したことはありませんよ。
では、またお会いしましょう。