電動自転車はアシスト機能が走りを軽くしてくれる便利な自転車です。
ところで電動自転車に内装3段変速のギアがついているのはご存じですか?
右ハンドルにギアチェンジのグリップがついているのはわかってるけど、
- 3段目ばっかり使っている。
- 切り替えるタイミングがわからない
- そもそも使い方を知らない
なんて人もいるでしょう。
あなたはどうですか?
今回は電動アシスト自転車もアシストだけに頼らずシフトチェンジも上手に使って走りましょうってお話です。
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電動自転車でもギアチェンジを使っていこう。
なんでアシスト機能がついている電動自転車でもギアチェンジしなあかんねん。
重たいギアでガシガシ漕いでアシストでガンガン走るぜ。
って感じで走っている人もいるとは思います。
その気持ちはわかるんですが、
それではあなたの愛用してる電動自転車は悲鳴を上げて走ってます。
その理由は
ギアチェンジせずに3段目の一番重たいギアで走るということは
自転車本体の寿命を縮めてしまうことだからです。
フルパワーに耐え続けることができなくなる
電動自転車は一般車に比べるとメチャクチャ重たいです。
あなたが電動自転車に乗っているならわかると思いますが、
持ち上げるのも結構大変なぐらいの重たさですよね?
だいたい25キロぐらいで中には30キロ近い車体。
軽量なモデルで20キロ切るぐらいの重量です。
車体自体が重たいのに人が乗ればさらに重たく。
子どもを乗せればさらにさらに重たくなります。
そんな重量物を動かすとなればすごいパワーがいります。
「3」で発進すればチェーンやギア部分に負荷がかかる。
切り替えを使わなければ駆動部に負荷をかけ続け、摩耗、消耗が激しくなります。
部品の交換時期が早くなる。
また、
パワーがいるということはアシストするモーターにも負荷がグッと大きくなる。
ギアを切り替えててもモーターは動いてるんやから負荷はかかってるやろ
って思うでしょう。
もちろん負荷はかかっていますが、
フルパワー発進はモーターが低負荷の時よりも頑張ってくれてます。
モーターが頑張るためには充電もたくさん使います。
特に駆動系に負荷がかかり、モーターやバッテリーも酷使し、
部品交換の時期はやめてしまう原因になるんです。
ギアはいつ切り替えたらいいのか
ずっと「3」の状態で走ってたら各部に高い負荷をかけてしまうことはわかったけど、
どんなタイミングで切り替えたらええねん?
って切り替えのタイミングが分からないあなたにギアチェンジのタイミングをお伝えします。
基本は「2」
フルパワー発進はダメージが大きいので、基本は「2」でスタートしましょう。
「2」で走りだして、キツイ上り坂になれば「1」に切り替える。
「2」で走り出して、平坦な道でペダルがグルグル回るって感じなら「3」に切り替えて走る。
内装3段の基本的ポジションは「2」です。
信号で止まればギアを「2」に戻す癖をつけていきましょう。
坂がきついのにワザワザギアを重たくする必要もないし、
スピードに乗ってきてるのにギアを軽くして走行速度を落とす必要もないです。
要所要所で適切なギアを選んで走りましょう。
内装3段切り替えはペダル漕がずにグリップをひねってギアチェンジするので、
走行中はペダルを回すのをやめてギアを変え、
信号で止まれば、止まった状態から「2」のギアで戻すことが可能です。
なので難しく考えずに止まれば「2」に戻してから発進しよう。
まとめ
今回は電動自転車もアシスト機能があるけどギアチェンジもうまく使って愛用の電動自転車の寿命を延ばそうぜ
ってお話でした。
発進するときには軽いギアでクランクや内装ギア部分にかかる負荷を少なくしてあげると
部品の寿命が延びる。
自転車は消耗部品が集まって走ってる乗り物です。
どうせ消耗するんやからガンガン使ってなんぼじゃって
気持ちになることもあるかもしれませんが、
電動自転車のバッテリーやらモーターの交換とかの費用はかなりの出費になります。
ただでさえ電動自転車の本体がかなりのお値段するので
なるべく長く愛用していくなら、
ちょっとした意識でギアチェンジをうまく使って、
電動自転車の寿命を延ばしてあげましょう。
では、また。