ロードバイクのキャリパーブレーキやクロスバイクのVブレーキの調整が苦手だなと感じていませんか?
ブレーキをかけるとシューのゴム部分はすり減って行き、溝部分がなくなってきたら取り換えシューの取り換えのサイン。
ブレーキを全く使わないってことはないのいつかはブレーキシューを交換したり、ワイヤーもいずれは交換する時期がくるので、ノーメンテでロードバイクやクロスバイクに乗り続けることはできません。
ブレーキは命に係わる部分なので定期的にメンテはしておきたい機材です。
そこで自分の手の間隔だけでブレーキ調整が苦手だと感じている人に紹介したいのがブレーキシューチューナーというアイテムです。
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ブレーキシューチューナーで楽々ブレーキ調整
ブレーキシューチューナーができること
- ブレーキシューとリムの隙間を作ること
- トーインの角度調整
- シューの取り付け位置の調整
ブレーキシューとリムの隙間は狭くても広くてもいいてわけじゃない。
隙間が広すぎるとブレーキの遊びが大きすぎてブレーキの利きが弱くなるしその逆はブレーキレバーが遠くなってブレーキが掛けにくくなってしまいます。
ブレーキレバーの遊びは人によって好みがあるのでこれが正解というもんではないけど、シューとリムの間隔は2㎜を目安に調整します。
シューがタイヤに接触せずリムに当たる位置に取り付けること。ブレーキをかけるたびにシューがタイヤに当たってしまうとタイヤを痛めてしまいます。
トーインをつける付けないは自由です。ブレーキ操作がスムーズになるとか音鳴り解消に効果があります。
やることは特にこれと言って難しいことはなく、
ブレーキシューチューナーを挟み込んで取り付ると位置や角度などが調整されます。
ブレーキシューチューナーを使ったブレーキの調整方法
ブレーキシューチューナーには取り付け方向が表記されています。
矢印の向きが進行方向になるようにセットします。
- ブレーキのクイックリリースでブレーキを開く。
- ブレーキシューチューナーを挟む。
チューナーの上部はL字型になっているのでシューに引っ掛けるような感じで取り付け方向を確認して取り付けます。
ブレーキシューチューナーの位置はシューの奥側でも手前側でもお好きなところでいいです。 - クイックリリースを戻す。
ブレーキシューチューナーをセットしてクイックリリースが戻りきらない場合には、ワイヤーの固定ボルトを緩めてシューを指で挟んだ状態にしてワイヤーを張りなおす。遊びが大きい場合、シューの間隔を変えたくなければブレーキをかければてシューを押し付けた状態になりますし、ブレーキワイヤーのアジャスターを左に回せばシューとリムの間隔を狭くすることができます。 - シューの取付ボルトを緩めてガイドに沿うようにしてシューを固定する。
ワイヤーを張りなおす場合にはワイヤー固定ボルトを緩めてまた締めてワイヤーを固定します。
うまく調整が決まらないからとボルト締め直ししすぎるとワイヤーがつぶれて切れてしまうので、
ワイヤーを固定したときにシューとリムの間隔が広くなりすぎてしまった時にはアジャスターを回して調整するようにしてくださいね。
調整ができると写真のようにブレーキの前後で隙間の広さに違いが出ているのがわかります。
道具がなくてもトーイン調整はできますが両方とも同じ角度に調整するっていうのは難しかもしれません。
ブレーキシューチューナーが同じ取り付け位置なら両方とも同じ角度でトーイン調整ができるので、
難しいと感じている人でも無理なくメンテナンスできるはずです。
まとめ
ブレーキシューチューナーはあれば便利な道具です。
値段も安いのでブレーキ調整が苦手な人は
試しに使ってみるのもアリだと感じました。
使い方も簡単で挟んだ状態にしてボルトを緩めてシューの位置と角度を調整するだけ。
調整といても押し当てた状態になっていれば勝手に調整されてしまいます。
ブレーキ調整が苦手なら一度使ってみてはどうでしょうか?
では、また。