ブレーキレバーを引くと連動して、ブレーキを作動させているブレーキワイヤー。
ブレーキワイヤーがボロボロになってきたけど、自分で交換するのは難しそうと思っていませんか？
ブレーキは命に係わる部分でもあるのでボロボロの状態でほったらかしもよくない。
このブレーキワイヤーが伸びたり、サビたり、摩耗したりと劣化してきたら
交換が必要です。
ワイヤーが劣化してきたらインナーワイヤーとインナーを保護するアウターワイヤー両方を交換していきましょう。
スポンサーリンク
Vブレーキのワイヤー交換
１インナーワイヤーを固定しているボルト緩めてワイヤーを外します。
２バナナ管をブレーキ本体から外します。
３ブレーキレバーのアジャスターボルトの切り欠き部分を合わせる。
４切り欠き部分からインナーワイヤーをずらして抜き取りタイコをブレーキレバーから取り外す。
５ワイヤーのエンドキャップ近くをワイヤーカッターで切り落とす。
６切り欠き部分を合わせたアジャスターボルトを根元まで戻す。
７アウターキャップを取り付けたアウターワイヤーをアジャスターボルトに差し込む
８アウターワイヤーの長さを決める。
- もともとついていたアウターワイヤーに長さを合わせる
一から取り付ける場合
- 前ブレーキの場合はハンドルを目一杯切った状態にしてアウターワイヤーを
アウター受けまでをすこし余裕のある長さで切る - 後ろブレーキはアウター受けからバナナ管まで余裕を持たせた状態の長さで切る。
ピンと張ったギリギリの長さはバナナ管の動きの妨げるため避ける。
９インナーワイヤーのタイコをブレーキレバーに取り付ける
１０切り欠き部分を合わせてワイヤーを通して切り欠きをずらす。
１１インナーワイヤーの動きを良くするためアウターワイヤーの中にシリコンスプレーを噴射する
１２インナーワイヤーをずーっとアウターワイヤーに通していき、
バナナ管とブーツも忘れずに差し込む
１３ワイヤーをボルトに固定する。
ワイヤーは正しい位置に通して固定する。
ボルトからはみ出た状態などになっていないか確認する。
１４新しく交換したワイヤーの初期伸びを取ります。
10～20回程度力強くブレーキレバーを繰り返し握る。
１５初期伸びが取れたらボルトを緩めてワイヤーを張りなおして固定する。
１６余ったワイヤーは３～４センチぐらい残してワイヤーカッターで切る。
１７ワイヤーにエンドキャップを取り付けて完了。
片効きになっていないかも確認します。
方効きしていたらブレーキの下側のネジを締めるか緩めるかして調整。
締めるとブレーキシューが離れて緩めると近づくと覚えておきましょう。
最後に
ブレーキはしっかり効いて止まることができないと命の危険にも繋がります。
そのためにもワイヤー交換は定期的に交換する必要がある部品です。
ワイヤーが切れたり、アウターワイヤーがボロボロになりかけて来たらすぐに交換したいですね。
ではまた。
