ブレーキ

クロスバイクのVブレーキ調整方法 方効きもすぐに解消できる

投稿日:2019年4月28日 更新日:

クロスバイクに搭載されているVブレーキの調整がうまくできずに困っていませんか?

Vブレーキが方効きしていたりするとブレーキシューが常にリムにこすれて速度が出ないし、気持ちよく走ることができないですよね。

 

今回はVブレーキの調整方法をお伝えします。

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Vブレーキの調整方法

 

Vブレーキの調整に必要な工具は

  • 六角レンチ
  • プラスドライバーを使います。

 

もしワイヤーを新しくするならワイヤーカッターも必要。

 

自分の命がかかっているブレーキなので調整に不安を感じることもあるのでプロに任せてもいいですが、

Vブレーキは頻繁に方利きするので自分で調整方法を覚えておいたほうがいつでも調整できるので覚えておいたほうがいいです。

 

 

Vブレーキの方効き調整

 

Vブレーキで一番調整することが多いのが方効き調整。

ブレーキをかけたとき、何もしていなくてもシューの片方だけがリムに当たっていると方効きしている状態です。

ワイヤーを張りなおす場合には一番最後に行う工程ですが、張り直しが必要なく方効き調整だけならいきなり調整して大丈夫です。

 

なぜVブレーキが方効きするかというと裏側についているバネがブレーキアームを外側に広げているんですが、

そのバネの力が左右均等になっていないと方利きしてしまいます。

 

 

バネの力を調整するためにはブレーキアームの横についてるネジを回して調整する。

ネジを締める(右回し)とブレーキシューがリムから離れ、緩める(左回し)とリムに寄って行きます。

ネジを調整するときには一気に締めこんだり緩めすぎたりしないことがコツです。

 

1/4回転(90度)または1/8回転(45度)ぐらいでちょっとずつ回していきます。

 

そして注意してほしいのが片方だけのネジをいじらないこと。

例えば右側のネジを1/4締めたとすると、左側のネジを1/4緩めるようにします。

 

ネジを調整したらブレーキをかけてリムとシューの間隔が同じぐらい開いているかを見ます。

 

両方の間隔が開きすぎてる場合はワイヤーを張り直しが必要です。

 

ブレーキシューが行ったり来たりしてちょうどいい感じにビシッと決まらないこともあったりするとめんどくさく感じることもありますが、クロスバイクに乗るなら方利き調整は自分でできるようになっておくのがいいです。

 

Vブレーキのブレーキワイヤー張る

 

ブレーキワイヤーを新しくするときやシューの間隔が広くなっているときにはワイヤーを張り替えるまたは張りなおします。

ブレーキアームを手で挟み両方のシューをリムをに引っ付けてからボルトを固定します。

 

簡単な方法は2つ

  • ブレーキレバーのアジャスターを緩めてから作業する。
  • ブレーキシューチューナーや段ボールなどの厚紙を使う

どっちかでするとシューをリムにしっかり当てた状態でワイヤーを固定できるので、調整が簡単です。

 

上記のどちらも使わずに指先の力加減でシューとリムの隙間を作ってからボルトを固定してもいいんですが、結構失敗しやすいのでリムにしっかり当てた状態でワイヤーを固定する方法が楽です。

 

アジャスターを緩めて調整する場合は、ワイヤーを固定した後にアジャスターを締めていけばシューがリムから離れていきます。

ブレーキシューチューナーを使う場合にはすでにシューとリムに隙間ができているのでそのまま次の調整に行ってください。

でも、リムとシューの隙間が大きくなりすぎるばあいはブレーキレバーに付いているアジャスターを緩めて隙間調整して下さいね。

 

また、新しいワイヤーは初期伸びするため(実際には伸びてないけど)固定したら一番にブレーキレバーを何回か繰り返しギュッとブレーキをかけます。

そのあともう一度ワイヤーをしっかりと張りなおして調整にうつってください。

 

 

ワイヤーを張るときの注意はワイヤーをボルトに固定するときにバナナ管が受けにちゃんと収まってるかを確認してから、ワイヤーを引っ張ってボルトを固定してください。

バナナ管が受けに収まってないままブレーキ調整をしてしまうと最終ブレーキレバーの引きしろが大きくなりすぎて、ブレーキがかからずにまた一からの調整になってしまうから。

 

ブレーキシューのトーインを出す

ブレーキシューはリムに平行にして固定じゃなくハの字になるように前すぼみに固定します。

 

音鳴り解消にも効果があるので、ブレーキ時にキーキー鳴いてしまうなら試してみるといいですね。

トーインの逆でトーアウト(逆ハの字)もありますが基本はトーインです。

 

自分の手の間隔でトーイン調整もできますが、なかなかうまくできない場合には、ブレーキシューチューナーに頼ってしまう方が簡単です。

 

チューナーをかませてシューのボルトを少し緩めてリムに押し当てたらボルトを締めて調整終了なので、

便利に使える道具があるなら使ったほうが手間も少なくて済みますしね。

 

まとめ

Vブレーキの調整方法をお伝えしました。

ワイヤーを張り直さなくても、方効き調整はできます。

 

でもちょっとずつネジを回して調整してください。

 

ワイヤーの張り直しはシューとリムの隙間とトーインを出す調整

新しく張り替える場合は初期伸びすることと共通してバナナ管が受けに収まっているかを確認してください。

 

 

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