ママチャリやシティサイクルなどに取り付けられている一般的な後ろブレーキがバンドブレーキになります。
一番安価でよく目にするブレーキでブレーキワイヤーを引くとバンドがドラムを押し付けてブレーキがかかる仕組みになっています。
ただ調整が不十分だと走っているときに擦れた「シュッ!シュッ!」と音がなっている状態になります。
今回はバンドブレーキの調整方法についてお伝えしていきます。
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バンドが擦れていないか確認する
バンドブレーキから擦れた音がするときの調整方法はバンドブレーキに付いている2つのネジを調節します。
このネジを調節することでバンドとドラムの隙間の間隔を均等にすることで擦れた音鳴りは消えます。
ブレーキをかけてないのにシュッシュッと擦れる音がするときはバンドがドラムに当たっていないかを確認します。
バンドブレーキの裏面を見てバンドの上側か下側かどっちが当たっているのか確認できます。
バンドブレーキのネジ調整方法
用意するものは
- 8ミリと10ミリのスパナ
- プラスドライバー
ホイールを回転させます。
- 下側のネジを締めてホイールにブレーキがかかったところで少し緩める。
- 上側の調整ネジを締めてホイールにブレーキがかかったところで少し緩める。
- ホイールを回転させてバンドに触れてないか確認。
- プラスドライバーを当てながら8ミリスパナでナットを固定する
調整が上手くいかないときには
上記の方法で調整が上手く行かないときにはブレーキワイヤーを一旦緩めてバンドを解放してから試してみてください。
- ワイヤーを固定しているナットを緩めて、ワイヤーを緩める。
- バンドブレーキの裏側を見ながら、上下のネジを調整して、バンドの隙間の間隔を均等にする。
- ワイヤーを張り直す。
- ペダルを手で回して下側のネジからホイールが止まるところまで締めて、少し緩める。上側も同じ。
- プラスドライバーをネジに当てながら8ミリスパナでナットを固定する。
- アジャスターを調整して終了
バンドブレーキのキーキー音はとれない
バンドブレーキのブレーキをかけたときのキーキー音は不良ではありません。
バンド部分を研磨剤やパーツクリーナーなどで掃除しても解消できるものではありません。
まとめ
ペダルを回すと擦れた音はバンドの隙間を調整することで解消できます。
バンドが常に当たっている状態だと、音が出るだけでなく、ペダルも重たくなりバンドも片側だけが磨耗したりしてしまいます。
自分ではどうしても上手く調整出来ないときには自転車屋さんで見てもらいましょう。
ではまた。