ママチャリの後ろブレーキに使用されているバンドブレーキは一番ベーシックなリアブレーキはお手頃な軽快車やシティサイクル等に搭載されていることが多いです。
またバンドブレーキ安価な反面、構造上音鳴りがいつかは発生します。
鳴くのは購入してからすぐかもしれないし、廃車にするまでならないかもしれない。
バンドブレーキは鳴きだしたらもう止めようがないものです。
ブレーキをかけるたびに聞こえるあのキーキーをした音を聞くのが嫌なら、ブレーキを交換するしか手がありません。
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もくじ
バンドブレーキの音鳴り解消はブレーキ交換しかない
バンドブレーキの音鳴りは構造上仕方なく。これは修理できません。
購入してすぐなのに音がなるから何とかしろという人もいるかもしれませんがどうしようもなく、
何とかするにはブレーキ自体を交換するしか方法がありません。
バンドブレーキからはサーボブレーキというブレーキに交換することができます。
バンドブレーキは外側からバンドを締め付けて制動する構造で、サーボブレーキはドラムの内側からシューを押し付けて止める構造になっています。
ブレーキ交換にはドラム抜きが必要
ブレーキ交換にはブレーキのドラムを取り外すためにドラム抜きという専用工具が必要です。
バンドブレーキとサーボブレーキのドラムには互換性がないため取り換えるためには、必ずこのドラム抜きが必要になります。
ドラム抜きなしでドラムを取り外すのは容易なことではないと思います。(ぼく自身はほかのやり方をした経験がありません)
月日がたって固着していたりしたらなおさら他の方法では外れにくいはずですしね。
ドラム抜きを買ってまで自分で交換するかどうか
ドラム抜きを購入してブレーキを交換しても今後おそらく出番が来ることはほとんどないでしょう。
安いドラム抜きもありますが、工具として精度の高いものなってくると結構なお値段がします。
また交換する際にはドラム抜き以外にも工具が必要になってきます。
- 10ミリメガネ、スパナ
- 8ミリスパナ
- 17ミリ薄型スパナ
- 15ミリソケットレンチ
- ワイヤーカッター
ドラム抜きいがいにも必要な工具はたくさんあるので、自転車にそんなに触ることがない人にとっては自転車屋に持って行って交換してもらったほうがブレーキの調整も一緒にしてくれるので工賃を含めても安いんちゃうかなと思います。
自転車屋に行けば交換は簡単にしてくれる
自転車屋に持っていけばブレーキの交換ぐらいしてくれます。
すこし時間はかかるかもしれませんが、購入した販売店(ホームセンターは無理かも)なら問題なくやってくれます。
自転車の後輪を外してブレーキを止めてあるナットを外してブレーキのバンドを取りドラムを外してサーボブレーキに取り換えてタイヤをはめ込みブレーキワイヤを調整するという流れなので、自転車屋さんにとっては特に難しい工程ではないでしょう。
リーズナブルな自転車にはバンドブレーキが搭載されている
バンドブレーキは構造が簡単で安価なため値段の安い自転車に取り付けられています。
- 通学の数年しか乗らない
- とにかく安いのがいい
- 乗れたら気にしない
- 買い物などのちょっと乗るだけとか
ママチャリは安くて気軽に乗れるっていうのがポイントでもありますから自転車にとってはなくてはならないブレーキだとも言えます。
でも構造上仕方ないからって音鳴りは絶対に嫌な人はバンドブレーキ以外がついている自転車を買うほうが結局はいいのかもしれません。
最初からローラーブレーキの自転車を購入する
ちょっとブレーキ交換から話はずれてしまいますが、結局バンドブレーキからサーボブレーキに交換しないと音鳴りを解消できないなら最初からバンドブレーキの自転車の購入をやめてローラーブレーキが搭載されている自転車を購入するのも一つの手です。
交換費用のことを考えるなら軽快車の中でも一番グレードの高いローラーブレーキは高価ですがブレーキ内部のシューをローラーで押し上げるため雨の日にも強く長期間メンテナンスもいらないので長い目で見ればお得でもあります。
通勤、通学で頻繁に自転車に乗るのでより安心安全を求めるなら選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
バンドブレーキの音鳴りは構造上どうしてもいつかは鳴ってしまうものです。
どうしても解消したいならブレーキ交換するしか方法はありません。
バンドブレーキからサーボブレーキに交換するためには専用工具が必要ですし、頻繁に使用するものでもないので、自転車屋さんに持って行って交換してもらえばブレーキ調整もやってもらえますの無理に自分でしなくてもいいとぼくは感じます。
また、ローラーブレーキ搭載の自転車はバンドブレーキの自転車に比べて値段は高くなりますが、ブレーキの性能は格段に良くなりますし、これから購入しようかな思っているけどブレーキの音鳴りは絶対にゴメンだという人はローラーブレーキ搭載車を検討してみてはいかがでしょうか?
ではまた。