ロードバイクだけじゃなく自転車に乗るなら保険に入るべきだとお伝えしました。
今では保険に加入することを義務付けてる県や府もあるぐらいで、自転車における交通事故が増えてきています。
さらに賠償金が1億近くになった事故もあり、いくら気を付けて走っていても事故のリスクはついてまわってくるものなんです。
そこで割かし安く月換算で300~600円ぐらいで入れる「自転車保険」っていう商品があるんですが、この自転車保険は必ずしもこの商品を選ばんとアカンってことじゃありません。
他の保険に入ってるなら自転車保険じゃなくても大丈夫です。
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もくじ
自転車保険とは
自転車向けの保険は以下の2つの保険がセットになったモノのことです。
- 傷害保険⇒自分がケガをしたときに備える
- 個人賠償責任保険⇒相手や物に損害を与えたときの損害賠償に備える
傷害保険
傷害保険は自分がケガをして入院や手術などの治療に備えるための保険です。
ケガと言えば医療保険と思われる人もいるかもしれません。
医療保険は病気やけがで入院や手術をするときにはお金が給付されますが、
通院が必要なケガの場合は通院給付金は支給されません。
傷害保険の場合はケガのみの補償にはなりますが、
- 死亡
- 入院
- 手術
- 通院
4つの項目にたいしてお金がでます。
通院手当があるプランに入ってる場合、自転車で落車したときやよそ見して電柱にぶつかったとかで入院は必要ないけど通院が必要なケガを負ってしまったときでも保険からお金がでます。
個人賠償責任保険
個人賠償責任保険は相手の体や物に損害を与えたときに損害賠償を払う必要があるときに使います。
事故はもちろんですが、他にも対象となるケースがあります。
- 買い物先の駐車場で車に傷をつけた
- キャッチボールしてて近所の家にボールが入って窓ガラスが割れた
- 洗濯機の排水ホースが外れて大量に水漏れして下の階に住む人のに部屋に浸水した
などなど、事故だけじゃなく日常生活において偶然起きたことにたいしていろんな損害賠償をカバーできる。
万が一事故の加害者になったときや日常で起こった賠償リスクのあるできごとが合っても、これがあれば高額の賠償請求をされたときにも支払う事ができるので安心です。
自転車向け保険に入る必要があるか
個人賠償責任保険は他の保険の特約にも付帯してる
相手のケガなどを補償するためにも個人賠償責任保険はあるほうが安心…ですが、
この保険は他の保険にも特約としてついてくるのが一般的です。
他の保険というのは以下の2つ。
- 自動車保険
- 火災保険
もし仮にあなたが加入してる保険がこの中にあったとしてその中のどれかに特約として入ってるならそれでOKですが、どちらの保険にも加入してる場には個人賠償責任保険が重複してる可能性があるかもしれません。
他の保険でカバーできてる場合は必要ない
あなたが他の保険に加入していれば、自転車向けの保険に入る必要はありません。
- 個人賠償責任保険⇒火災保険、自動車保険
- 入院手術⇒医療保険
- 死亡保険⇒生命保険
これらの保険に入っていれば特に自転車向けの保険に入る必要性は低いかもしれません。
あなたが加入してる保険を見直して個人賠償責任補償が手薄な場合は高額のものにしたり、医療保険や生命保険に入る必要がある場合は検討してみてください。
通院は対象にならない自転車保険も多い
自転車保険は
- 個人賠償責任保険
- 死亡、後遺障害
- 入院、手術
には保険がおりるけど、通院は対象外になってるものもあります。
万一通院が必要になったときに保険をおろしたいなら傷害保険をプラスするか通院手当が給付される自転車保険に加入するかしてください。
通院手当が出る保険プランならau損保の自転車保険が補償が手厚いです。
健康保険は通院手当ては出ませんがケガの治療には使えますよ。
まとめ
自転車に乗るからと言って必ずしも自転車向けの保険である必要はありません。
あなたがすでに何らかの保険に加入してるならその保険に必要な補償があるかどうかを見てから自転車保険に加入してください。
今あなたが何も保険に入ってないなら自転車保険に入っておくべきです。
個人賠償責任保険は普段の生活の中で起こった賠償請求にも適応されるので完全に無駄にはなるってこともないです。
事故しなかったは結果論でしかないので「備えあれば憂いなし」気持ちで行きましょう。
ではまたお会いしましょう(((ヾ(。´∀`。)o尸
- 相手のためにも自分のためにも自転車に乗るなら保険に加入すべき