ロードバイクで気持ちよく走っているときに自分のバイクから異音がしてきたら、
もうその嫌な音が気になって気になってサイクリングどころじゃなくなってしまいます。
ロードバイクから異音が発生したら、それは不調の合図。
異音がしたらほったらかしにすると重大な故障の原因にもなるので早めに解消しましょう。
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どこから異音がするのかを見極める
ロードバイクから異音が発生したときに、まずやるべきことは、異音が「どんなシチュエーションで発生するのか?」を調べること。
車のエンジン音などの騒音がなるべく少ない静かなところで、どんな乗り方をしたときにロードバイクが悲鳴をあげているのかを聞きましょう。
- ダンシング
- シッティング
- 左右に振ったとき
- 異音がする間隔は一定か
まずは異音が起こるシチュエーションを確認することからはじめましょう。
簡単なメンテナンスなら自分でできることもあるので、工具はある程度のモノを揃えておいてもいいですよ。
自分でロードバイクをメンテナンスするために揃えておきたい工具
ペダリングで異音がする
ペダルを回したときのシチュエーションによって、疑わしき場所が変わってきます。
シッティングのときだけ異音が起こる
- サドル
- シートポスト
に疑いがあります。
でも、シートポストとシートチューブの中が原因で鳴ってる場合はダンシングのときも鳴ります。
シートピンの締め具合が甘かったりすると音がなることもあります。
ダンシングのときだけ異音が起こる
ペダルに力を入れたときに音がなる場合は、
- BB
- ハンドル
- ステム
- ヘッド周り
- バックエンド
などが疑わしいです。
ロードバイクのヘッドパーツのガタの取り方
バイクを振ったときに異音が起こる
ペダルを力強く踏み込んだときにロードバイクは左右に振れるので、
- ペダル
- クランクとペダルシャフト
- クリートとペダル
などが疑わしいです。
ロードバイクのペダルの外し方と外れないときの対処方
特定の状況で異音が起こる
一定の行動を行ったときや、異音がする状況が決まっているときには、どこかパーツ同士が触れてるせいで起こっていたり、取り付けが甘かったりする場合があります。
決まったギアにしたときに音が鳴る
スプロケットとフリーボディの間やロックリングの固定が甘かったりすると異音がします。
ハンドルを切ったとき
ハンドルを切ったときにアウターワイヤーがねじれて、カップやアジャスターに当たってる。
振動で鳴る
路面の状況でロードバイクが振動したときに音が鳴る場合は、各部のネジが緩んでるか、サドルバッグのバックルなどが当たってるか。ツールボトルを携帯している人は、ツールボトルの中身が音を鳴らしてることも考えられます。
音が鳴る周期が決まってる
規則的に音が鳴ってるときはクランクやチェーンなど回転している部分が怪しいです。
チェーン
チェーンが原因の場合は、チェーンピンやミッシングリンクに問題があるか、チェーンが伸びている。
クランクを回したときに音がなる
クランクを回したときに一定の間隔で鳴る場合は、
- チェーンリング
- BB
- ペダル
- フロントディレーラー
など
ホイール
- バルブ穴とバルブがこすれてる
- スポークとハブがきしんでる
- ハブにガタが出てる
- ベアリングに圧をかけなさすぎる
など
なぜ、まず異音の発生箇所を見極める必要があるのか?
異音がするからと言って、異音の出どころに目処をつけずに「ここか?」「そこか?」と手当たり次第に、メンテ作業をしても原因が全然別の箇所だったら結局全部バラして組み付けることになり大変です。
それにバラす必要のないところまで、ロードバイクをバラして組み付けが甘く、異音がする箇所が増えたなんてことになれば、いつまでたっても異音は解消できません。
それに自転車屋さんで異音を解消してもらうときにも、どこの部分が、どんなときになるのかをある程度伝えないと、自転車屋さんも困ります。
自転車屋が触ったときに音がならなかったら音が出る箇所を全部バラしてオーバーホールなんてことになれば、工賃もバカになりませんしね。
まとめ
ロードバイクにはたくさんのパーツとネジが使われています。
異音はパーツやネジの調子が悪いことを伝えているサインなので故障してしまうまえに、なるべく早く発生箇所を見つけて解消してあげたいですね。
異音がするときは焦らずに、まずは音の出所に当たりをつけることから取り掛かりましょう。
サイクリングから帰ったらロードバイクを簡単に拭き掃除するだけでも、
愛車の調子を確認する時間になりますよ。