自転車を走らせながら手元でギアチェンジが出来るREBOSHIFT(レボシフト)。
そんな便利な機材ですが、
- 固くて切り替えが出来ない
- カチャカチャできるけど切り替わらない
など、ギアチェンジが出来なくなったら
ワイヤー交換をしましょう。
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シフトワイヤーを交換していく
今回はシフトワイヤー
- アウターワイヤー
- インナーワイヤー
両方のワイヤーを交換していきます。
必要な工具
ワイヤー交換に必要な工具は
- マイナスドライバー
- ワイヤーカッター
- 9mmのスパナorメガネレンチ
ワイヤーカッターの代わりにペンチでもいいけど、切れ味がかなり良いものでないとワイヤーがほつれてしまいます。
どちらを使うにしても切れ味が良い工具を選びたいですね。
ワイヤーを取り出す
先ずはワイヤーを取り外すためにワイヤーのエンドキャップの根本部分を切ります。
シマノのワイヤーカッターは値段は高いですが、
切れ味がよくて愛用しています。
切断出来たら9mmのスパナでワイヤーを固定しているナットを外します。
手順を逆に先にナットを外すとワイヤーが引っ張られてしまいます。
ワイヤーが切れないわけじゃないけど、ちょっとめんどくなるので先にワイヤーを切ってしまいましょう。
次にレボのくぼみにマイナスドライバーを突っ込んで中のチョボを動かしてカバーを外します。
カバーを開けたら先がとがっているものでワイヤーのタイコを取り出してワイヤーを引き抜いていきます。
アウターワイヤーも外したらキャップを片方だけ外しておきます。
なんで外すのかというとキャップを外した分の長さのアウターワイヤーで
新しくつけるアウターの長さを測りますので忘れずに外してくださいね。
インナーワイヤーがすでに中に通っているものならインナーを先に抜いておきましょう。
アウターワイヤーの長さを調整するときに、誤って一緒に切ってしまわないためです。
上のアウターワイヤーが二つ並んでいる画像ですが、古いほうはディレーラーの根元部分が折れる形に変形していたので、
新しいほうは気持ち古いほうよりも長い目に切ります。
絶対にぴったりおんなじ長さじゃなくても短くなるよりは長くなる方がいいですよ。
短く切って届かなくなったり無理に曲げることになることは避けたいです。
ワイヤーカッターで切ったらヤスリで断面を均します。
紙ヤスリでも目立てのヤスリでもなんでもいいです。
切断した後ワイヤーの中はつぶれているので、
ケーブルライナーや千枚通しなどで穴を広げます。
シマノのワイヤー―カッターにはケーブルライナーが付属しているのでこれを使います。
キャップをかぶせたら自転車に取り付けていきます。
インナーワイヤーをレボシフターに通していきます。
上の写真はレボのパーツが取れてしまっているパーツにワイヤーが乗っかているのでパーツを付け直します。
インナーワイヤーを引っ張り出したらアウターワイヤーを通していきます。
ディレーラーにワイヤーを通して行きます。
シフターがトップになる数字のところに切り替えて、
アジャスターは少し銀色のところぐらいにしてからワイヤーを固定します。
ワイヤーを固定するときはしっかりと引っ張って、
溝が掘られたところにワイヤーを挟んで固定されるように取り付けてくださいね。
あとはシフターを切り替えて、チェーンがちゃんと上がって行くか確認していきます。
ちゃんとギアチェンジ出来てればそれでOK。
切り替わらなければ調整していきます。
ただワイヤーは何度も固定を繰り返すとつぶれて切れてしまうということは覚えておきましょう。
ギアの調整が分からなくなったら下のリンクを参考にしてみてください。
ではまた。
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