あなたが自転車に乗っている時に前で歩行者が道をふさいでる時に自転車のベルをならした経験ありませんか?
ベルは「自転車が後ろから来るよ」というサイン送るために付けてると思っている人もいるかも知れませんが、実際はそうじゃありません。
自転車のベルは付けとかないとアカンけど、実際はほぼ鳴らすことのないアイテムですよ。
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もくじ
装着必須だけど…基本鳴らさない
自転車のベル。ママチャリなどのシティサイクルには元々、車体に付属してるはずですが、スポーツバイクにはベルが付属していない車体も多い。
クロスバイクならついてくるモデルもありますが、ロードバイクに付属してくることはないでしょう。
自転車にベルは必需品それは自転車カテゴリーの中に入ってるロードバイクにも当然、必要な装備なんです。
付けてないと法律違反になってしまいます。
ベル装着と使い方は道交法で決まってる
ベルを使う場所、状況は道交法で決まっています。
自転車のベルは前にいる人をどかすために使うものじゃないんです。
基本的に自転車に乗っていてベルを鳴らす場面っていうのは「無い」と思ってもらって問題ないです。
自転車のベルは使わないなら「付けんでもいいやん」と思うかも知れません。
正直邪魔ですが、「法律で決まってる以上は付けとかないとね」ということです。
前にいる歩行者が気付かない時はどうするの?
自転車は基本的に車道通行ですが、自転車通行可の歩道や車道と歩道が区別されてない道路があり、そこは歩行者も自転車も入り混じっている道路でもあります。
そんな場所であなたが自転車に乗っていたとして、前に人が歩いているがその人があなたの乗った自転車に気付かなかったとしたらどうしますか?
無理に突破しない
ギリギリの隙間を縫って追い抜くのは危ないです。
なぜかと言うと歩行者は急に右へ左へ進路を変更して来ることがあります。(これは自転車にも言えます)
となると、追い抜く瞬間に歩行者と接触する危険性があるからです。
ぼくは上記のような状況になったら、なるべく後ろについて待つようにしています。
ペダルを止めてカラカラとなる後輪の音で気づいてもらえるようにします。
向こうが気付いてくれたらそれでありがたいことですし、事故もなく通れます。
最終手段は声をかける
子どもと自転車に乗ってるときはやっぱりどうしても歩道が多くなるし、歩行者が立ちはだかる場面もロードバイクに乗っている時よりは増えます。
内の子どもに無理に追い抜かさないようには言ってあるので、無理には行かないんですが、低速になりすぎるとバランスをとるのが難しくなるので、状況にもよりますが前にいる歩行者に
「すいません、通ります」
と声をかけるようにしています。
ぼく1人の時もたまに声をかけることがあります。
- 通ります
- 通してください
と言って嫌な顔されたことは一度もないですね。
逆に向こうが
- ごめんね
- すいません
と謝ってくることのほうが多いくらいです。
その時は「こちらこそすいません」と言いながら通り過ぎます。
そうすれば、誰もケガせず事故せずで譲り合って通行できます。
リンリン攻撃はイラッと来る
街中でよく「リンリン!!!!リンリン!!!!」ならしてる人見かけませんか?
自転車のベルは人に鳴らしてはいけないと法律で決まってますが、法律で決まってる以前にこのリンリン攻撃どう思いますか?
「オラオラッ!!オレ様が通るための道を今すぐ開けやがれ!!リンリン!!」
「わたしが通るのに邪魔だから道を開けなさい!!リンリン!!」
みたいな感じでベルを鳴らされまくったら、気持ちよく道を譲ろうという気持ちになりますか?
ぼくは正直そういう気持ちにはなりません。
むしろイラッとしてしまいます。
リンリン鳴らされまくって気持ちよく道を譲る人がいたら尊敬します(笑)
ベルは単発だったとしても攻撃的に聞こえてしまうし、鳴らされまくれば、なおさらです。
ベルを鳴らすのは法律がどうこうの前に自分がされて嫌なら使わないという気持ちも必要だと思います。
車体のどこかにはベルを付ける
ロードバイクの場合、ベルは正直邪魔でしかないですよね。
ぼくはスペーサーをつける部分にベルを着けてます。
鳴らすことはないので、出来るだけ小さく邪魔にならないベルを着けてます。
ゴムで取り付けるので、シートポストなどにも取り付けられるので、道交法違反にならないためにも、取り合えず装備しておきましょう。
最近は見た目がおしゃれというか外見を崩さず自転車のデザインに溶け込むknog(ノグ) Oi っていうベルが流行ってますね。
まとめ
ベルの装着と使い方は法律によって決められています。
ですが、法律どうこうの前にあなたがもしベルを鳴らされるのが嫌ならあなたも使わないことです。
自転車で走っていて「前の歩行者どいてほしいな」と思うことはよくあります。
ですが、道路は自分のためだけではなく、いろんな人がいてますので、お互いに事故の無いように通行できるのがベストです。
では、またお会いしましょう。