トレーニング

もっと速くなるための必須スキル!ロードバイクのダンシング

投稿日:2017年6月12日 更新日:

シティサイクルでも坂を上ったりスピードを出そうと立ち漕ぎをしたりした経験があなたにもあるなら

ロードバイクでもたちこぎはできます。

 

でも、ロードバイクの本格的なダンシングはただ立ってペダルを回すだけのペダリングとは違います。

 

あなたが速く走りたいと思うなら状況に応じてダンシングの使い分けが必要です。

 

何気なくダンシングするよりもポイントを意識することで、

効率のいいダンシングができるようになって、

それが速さにつながるのでこれからお伝えすることを意識してみてください。

 

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ダンシングは力強く、リズム良く

ダンシングは身体全体を使って走るので

シッティングのときよりも大きく力を出すことができます。

 

その反面エネルギーの消費も大きいです。

 

すべてのパワーを推進力に変えられるような効率的なフォームを身につけよう。

 

まずは基本のフォームを覚えよう

ダンシングはシッティングと違って、足の力だけじゃなくて

  • 上半身
  • 腕の力
  • 体重

など、体全体のパワーをフル活用して走るので、シッティングのときよりも力強い走りができるようになります。

体重移動だけで走るんじゃなく、全身の筋肉を使って走るのがダンシングの基本。

このフォームなら引き足も使える。

頭部

頭は揺らさずに、あごを引いて水平の状態をキープ。

視線はしっかりと前を見ること。

登りでしんどくなってくると疲れてどうしても視線を下げてしまいがちになりますが、

下を向いて走るとバイクがフラつくので、常に顔を上げて走る先を見据える。

上半身

左右に揺らして走らない。

上体の重心の軸は地面に対して垂直線上に位置させて体の軸をブレさせない。

体の軸が左右にブレると、その分だけパワーロスにつながってしまいます。

せっかく出したパワーも無駄になってはもっていないです。

腕をつっぱらずに軽くヒジを曲げてリラックスした状態。

 

ダンシングでは自然とハンドルを押し引きする動作が出てくるけど、

ハンドルを引くときには力を入れて逆にハンドルを押し付けるときは、

強く押し付けるよりもタイミングを取る程度で大丈夫。

思いっきりペダルを回すとそのときは一気に加速するけど、

疲れも一気に出てしまって、

速度は長くもたずにヘタってしまいます。

 

必死になってがむしゃらにペダルを回すよりも、

リズム良く交互にペダルに体重を乗せていくと

脚に疲労が溜まるのを抑えながらダンシングできます。

 

ダンシングはペダルに体重をかけるので踏み込む力のほうが強くなりますが、可能なら引き足も使えるほうが理想的。

 

バイク

ロードバイク本体も上半身とは違い横に振っていきましょう。

 

自転車の立ちこぎは自転車ごと思いっきり振ったほうが動きが豪快で速く走っているように見えます。

 

ですが、必要以上にバイクが揺れると力が逃げてしまうので、

自然に車体が揺れる程度は問題ないけど、わざと揺らす必要はないです。

 

状況に応じたダンシングフォームの使い分け

ダンシングは普段は基本のフォームを使えばいいのですが、

基本以外にも状況に応じたダンシングのやりかたがあるのでそれも使い分けましょう。

 

休むダンシング

通称「休むダンシング」

疲れてしまったときに使いたいダンシング。

 

腰をハンドルの近くまで突き出して上半身を伸ばしたフォーム。

体重をペダルに乗せやすくて体重移動だけで進める。

 

上体を起こすことで呼吸もしやすくなり、

筋肉を休ませたいときに用いるダンシングフォームです。

 

右に左にと体重移動するだけで進んでるからペダルを下には押せるかわりに

上に引っ張る力を使いづらいので引き足が使いにくい。

 

スプリントダンシング

基本のダンシングよりも上半身を低くして重心を下げる。

 

腰の位置も前傾に寄り、腕とハンドルが近づくようなイメージ。

上半身とバイクを腕でしっかり支える。

 

深い前傾姿勢になるため空気抵抗を減らせる。

全身の筋肉をフル稼働させるためより力のある走りができる。

 

重いギヤも一気に踏み込めるので、

ゴールスプリントのような猛烈なスピードアップしたいときに使う。

ペダルを回すための回転力も重要。

 

ダンシングの注意点

ダンシングを使うときは身体の軸を常に地面と垂直にしておくことです。

 

豪快に上半身がブンブン右に左に振るとせっかく力を加えてるのに

無駄になってしまい効率がよくない。

 

ダンシングすれば、自然とバイクは揺れるので必要以上にゆれないように

スマートにスッスッとスムーズに進むほうが力を無駄にしないからベスト。

 

強く踏み込んだときにバイクが暴れようとするので、

ハンドルを腕で抑えこむことも大事。

 

ダンシングは踏み足がメインになるんですが、

引き足が使えるなら引き足も使った方がよりダイナミックに走れます。

 

そして、がむしゃらにペダルを回すんじゃなくリズム良く体重をペダルに乗せることが大事ですよ。

ダンシングが続かない

ダンシングはすぐに脚がパンパンになってしまうので長続きしない

という人も中にはいます。

ダンシングが長続きしないと言う人は、

大腿四等筋(ふともも)の筋肉ばかり使っていることが挙げられます。

 

筋肉は今どこの部位を使ってるのかを意識しないと使いわけるのはむずかしいけど、

ふとももの筋肉ばかりを使わずに、

お尻の筋肉やハムストリングなど筋肉を使い分けると筋肉の疲労を分散できます。

まとめ

ダンシングは登りやスピード上げるときに使うことが多いですが、

平坦な道でも使うし、サドルからの圧を開放するときにもダンシングは使います。

 

筋力が弱くても簡単に出力が上げられるけど、

全身の筋肉を使うためその分エネルギーの消費も多くなります。

 

全身の筋肉を使うので下半身だけの筋肉だけじゃなく

上半身の筋肉を鍛えれることでさらにダンシングの強化になります。

 

まずは通常走行で使う基本のダンシングを身につけてから、

他二つのダンシングも試してみてください。

 

では、また

ダンシングができない人必見!!ロードバイクの上でうまく踊るコツ

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