サイクル

ロードバイクとシティサイクルの違い

投稿日:2017年5月28日 更新日:

roadbike

ロードバイクはママチャリなどのシティサイクルと同じカテゴリーの自転車ですが、

どこが違うのかをご存知ですか?

 

これからロードバイクを始めてみようと思っているあなたへ

今回はロードバイクとシティサイクルの違いについてお話します。

 

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ロードバイクとシティサイクルの違い

ロードバイクはもともとはコンマ1秒を争う競技用の自転車。

あなたもツール・ド・フランスという名前ぐらいはもしかしたら聞いたことがあるかもしれませんね。

速く走るために必要なパーツ以外を取り除いたスタイリッシュな外観はシティサイクルとは比べ物にならないほどのカッコよさです。

普段の足として乗っても、週末のサイクリングに乗っても楽しいのがロードバイクです。

 

ロードバイクの特徴

ロードバイクにはママチャリにはない速く走るために考えられた工夫がいくつもあります。

そのかわりママチャリに組み付けられている便利な部分がそぎ落とされてるので同じ自転車でもロードバイクとママチャリはまったくの別物です。

では、ロードバイクとママチャリなどのシティサイクルはどこが違うのでしょう。

 

ブレーキとシフトレバーが一体化

シティサイクルにも後輪に多くて六段のギアが付いている自転車があります。

 

ロードバイクにもギアがついているんですが、そのギアを変えるためのシフトレバーがロードバイクの場合はブレーキレバーと一体になっています。

シティサイクルの場合グリップ式の変速機とブレーキーレバーは別々のパーツで取り付けられています。

ですが、ロードバイクのシフトはブレーキレバーと一体になっていてブレーキレバーを横に倒すとギアを重くしたり、軽くしたりシフトチェンジができます。(メーカーや個体によってはブレーキレバーとスイッチを使ってシフトチェンジするものもあります)

ドロップハンドル

ロードバイクとママチャリの見た目の違いの最大の特徴はグニャッと曲がったドロップハンドル。

シティサイクルの一直線のフラットバーや乗り手のほうに持ち手が曲がっているハンドルと違って、手を置いたり、握ったりできるところが多く、手を置くポジションをいろいろ変えることで乗車姿勢を変えられるので疲れを分散できる。

 

例えば、基本はレバーがついているブラッケットに手を置いて走ります。

そこに手をずっと置くと自然に前傾姿勢になります。

長時間前傾姿勢になっていると腰や背中が疲れてくるんですね。

疲れが出る前に横一直線のフラットな部分に手を置いて、上体を起こして筋肉を休めることができます。

 

同じ姿勢を長時間続けて走っているとしんどいですが、

ハンドルポジションを変えることができると姿勢も変えられるのでドロップハンドルがついているロードバイクは長い時間走ることができます。

 

細くて硬いサドル

シティサイクルのサドルはクッション性があり、フカフカしていてドカッと座れますが、ロードバイクのサドルは細くて硬いです。

 

ママチャリのような大きくてフカフカのサドルは、ペダリングのジャマになり、長時間乗っているとお尻に圧がかかってお尻が痛くなります。

 

ロードバイクのサドルは、人それぞれに合う合わないがあるので、いろんな種類のモデルが存在します。

 

軽い

ロードバイクの重量は重くても10キロぐらいで、中には6キロほどの重量しかない超軽量のロードバイクも存在します。

 

シティサイクルの重量は15~20キロぐらいなので、ロードバイクはシティサイクルの約半分の重さしかないんです。

 

ママチャリを片手で持ち上げるのは大変ですが、ロードバイクは片手でヒョイっと持ち上げられるほどの軽さです。

 

ホイール(車輪)が外せる

ロードバイクのホイールにはクイックリリースと呼ばれるレバーがついています。

シティサイクルのホイールはハブをナットで固定しているのでホイールを外したいときには工具が必要ですが、

ロードバイクにはクイックリリースと呼ばれるパーツが工具を使わなくても簡単にホイールを脱着することを可能にしています。

 

プロのレースでは走行中にホイールやタイヤに異常が出ると、ホイールごと外して車輪を交換します。

ホイールごと交換することでパンクしてもチューブ交換などで時間を無駄に使わずにリスタートすることができます。

そして、前後輪外せばコンパクトになるので輪行袋にロードバイクを収納すれば、電車に持ち込んで移動することもできます。

 

タイヤが細い

シティサイクルのタイヤ幅は約35ミリ。

それにたいしてロードバイクのタイヤ幅は23から28ミリです。

ロードバイクのタイヤは細いので空気抵抗を減らしたり、重さも減らせるのでスピードが出ます。

 

変速機とギアが前後に付いている

シティサイクルにもリアに変速機(ディレイラー)がついているものがありますが、ロードバイクには前後に変速機がついています。

後ろのギアの枚数もシティサイクルの枚数よりも多く、状況に応じたギアを選び一定のペダルの回転数を維持することで足への負担を減らすことができます。

 

ママチャリにあってロードバイクにないもの

  • カゴ、荷台(キャリア)
  • 泥除け
  • スタンド

速く走る目的のためには上記のものは必要ないのでロードバイクにはついていません。

なので、必要な人は後付けするか他のもので代用しなければなりません。

荷物があるときはカバンスタンドは後からつけることができます。

まとめ

ロードバイクはシティサイクルとは同じ自転車でも全く別の乗り物です。

単なる移動手段として見ていた自転車もロードバイクに乗ってみたらあなたもきっと自転車ってこんなに楽しい乗り物だったのかと実感すると思いますよ。

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