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【ビンディング】ペダルと靴を固定するメリット、デメリット

投稿日:2017年3月26日 更新日:

 

 

ロードバイクに慣れてきたらフラットペダルから

ビンディングペダルに切り替えようと思っている人もいるのではないでしょうか。

 

ぼくも最初はフラットペダルから始めて、

慣れてきてからビンディングに替えました。

 

最初からビンディングで乗っても

もちろん問題なしです。

 

そろそろビンディングペダルを考えてる人に

ビンディングペダルで足を固定するメリット、デメリットについてお伝えします。

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ビンディングペダルで走る

 

ビンディングペダルを使うには専用のシューズが必要です。

ペダルとシューズについているクリートを「バチッ」とはめることで、

クリートとペダルを固定して使います。

 

フラットペダルの場合、ペダルを踏み込む(踏み足)ことしかできませんが、

ビンディングペダルの場合は、ペダルと靴が固定されているので、

踏み込む力だけでなく、ペダルを引き上げる力(引き足)も使えるので、

ペダルを円を描くように回せるので効率的なペダリングが可能になります。

 

あなたも街中で信号待ちなどで停車したローディが足首をひねって、

「バチッ」とペダルを外す音を聞いたことがあるかも知れませんね。

 

ただ、ビンディングにしたからと言ってムチャクチャ速くなるということはありません。

 

フラットペダルの時よりペダリングがよくなるので少しは速度が上がるかも知れませんが、

実際に速度を上げるためには筋力が一番必要です。

 

ではビンディングにするのは何のためなんでしょう。

 

 

ビンディングペダルにするメリット

ビンディングにするメリットは引き足も使えるので、効率的なペダリングができるのはさっきもお伝えしたのですが、他にもメリットがあります。

 

登坂に強くなる

 

ぼくが使っていて恩恵を受けているなと思ったのが「登り坂」

 

登りでは適切なギアを使って無理なく登るのが基本ですが、

万が一足が売り切れになったときには引き足が役に立ちます。

 

キレイな円を描くようにペダリングできていれば、

登りもある程度は楽なんですが…

 

完全な円運動をするのは正直言って難しい。

 

円を意識していても、踏み込む力のほうに筋肉を使ってしまいます。

 

踏み込む時に使っている筋肉と引っ張る時に使っている筋肉の部位は違ってて、

踏み足の時はお尻(大殿筋)から太ももの前側(大腿四頭筋)を使っているんですよ。

 

引き足の時は、ふくらはぎとすね部分の筋肉を使っています。

 

なので、長い登りを走っていて、「踏み込む力がもうない」という時は、

踏み込むよりもペダルを引っ張る力を意識するとまだまだ登ることができます。

 

疲れにくく、速度を維持しやすい

 

引き足を上手く使えるようになれば、足の筋肉をまんべんなく使えるので、

結果的に、踏み足だけの時より足が疲れにくいんです。

 

そして、足で踏む位置が常に同じでなので、

フラットペダルの時に踏む位置がバラバラだった時と比べて

速度を維持するのが楽になります。

 

ペダルから足が滑らない

他にもクリートが固定してあるので思いっきり踏み込んだ時に、

足が滑らないのもメリットですね。

 

雨の日なんかに自転車に乗る時も足が滑って落車になるリスクが減ります。

 

ビンディングペダルのデメリット

ビンディングのデメリットもいくつかあります。

 

立ちゴケ

 

ビンディングペダルは靴が固定されているので、

クリートを外すのをうっかり忘れると自転車と一緒にひっくり返ってしまいます。

 

誰もいないところや広い道なら1人で勝手にこけても問題ないですが、

車道での信号待ちで右側に立ちゴケしてしまうと大惨事になってしまう危険性も。

 

慣れてくれば意識してなくてもクリートを外せるようになってくるのですが、

危険予測をして、状況によっては(特に右左折)事前に片足を外す癖を付けておくことをオススメします。

 

ペダルが靴が固定されているので片足でもペダルを回すことができるので、

片足を外しているからと言ってペダルを回せなくなるわけじゃありません。

 

片足ペダリングは効率的なペダリングの練習にもなりますよ。

 

坂道の途中からのリスタート

登りではなるべく足をペダルから外さないように登り切るのが一番いい。

 

ですが、状況によってはどうしても止まらざるを得ない時もあります。

 

この時も立ちゴケのリスクがあるので、事前ペダルとクリートを外しておくことを忘れずにしておきたいですね。

 

そして、ちゃんと止まったはいいけど、坂でのリスタートが案外難しいです。

 

最初の一踏みで上手くスピードに乗れればクリートをはめやすいのですが、

上手くスピードに乗れず、車体がフラつくとクリートを意外とはめにくいんですよね。

 

軽い力でも車体が安定するスピードが出せるように

坂の途中で止まる前にはギアを軽くしておくようにするとクリートをはめやすくなります。

 

 

まとめ

ビンディングペダルに踏み込む前は

ペダルと靴を固定するのは怖いと思うかも知れません。

 

ですが、実際にビンディングを使ってみて慣れてくると、

フラットペダルよりビンディングペダルのほうが楽に走れて、

ビンディングのほうが走りやすいと実感できます。

 

無意識のうちに引き足が使えるようになってその感覚で

フラットペダルの自転車に乗った時には、

勝手に引き足を使う動きをして足を「スカッ」と上げてしまうなんてことも(笑)

 

ビンディングペダルは必ず必要と言うわけではないですが、

実際に使ってみるとあるのとないのとでは走りが全然変わってきますよ。

 

では、またお会いしましょう。

ロードバイクに慣れてビンディングデビューしたら注意したいこと

 

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