自転車のブレーキにはバンドブレーキがよく取り付けられているのですが、
ブレーキをかけるといずれ「キーキー」と音鳴りすようになることがあります。
バンドブレーキ本体の中心にあるドラムをバンドが締め付けてブレーキがかかる構造上どうしても
音がなってしまう。
これはこういうものだと割り切るしかどうしようもないのが現状です。
それがどうしても許せないという人は最初から音鳴りがしにくく雨などにも強いローラーブレーキが装着された自転車を選ぶ方が幸せになれるはず。
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もくじ
ローラーブレーキのメリット
雨でもしっかり止まる
ローラブレーキには専用のグリスが入っており、耐水構造のカバーでおおわれているため、
ブレーキの中に雨やほこりの影響を受けづらい作りになっています。
雨の中でも通勤、通学で自転車にならないといけないという場合でも、
ブレーキがしっかりかかるため安心乗ることができます。
ギィーーと音鳴りがしにくい
ブレーキをかけたときにギィギィと音を鳴らしながら減速する自転車を街中でみることが
あるかもしれませんが、ローラーブレーキはその音鳴りがしにくいです。
雨やほこりが入りにくい構造で専用グリスも入っているため、
音鳴りがしにくい仕組みになっています。
ほとんどメンテナンスがいらない
ローラーブレーキのブレーキがかかる部品は金属性ですり減りにくい。
まったくメンテナンスがいらないというわけではないですが、
メンテも専用グリスを注すぐらいです。
グリス切れになると音鳴りしたり、ブレーキがガツンとかかるようになるため、
そのときには専用グリスを補充すればOKです。
入れすぎると逆にブレーキが効きにくくなるので注意です。
後からローラーブレーキに交換するのは高くつく
ローラーブレーキ搭載車よりもバンドブレーキ搭載のほうが値段が安いです。
なので値段だけで購入して音鳴りしたらそれはもう諦めて割り切って乗るしかないのが現状です。
バンドブレーキからローラーブレーキに交換したいと思っても、
ブレーキの互換性がないためホイールごと交換になります。
ホイール、ブレーキ、工賃と後から取り換えするとなると
ホイールだけでも1万円を超えてくるので、
全部合わせたら安い自転車なら買えるじゃないかって
値段になることもあるでしょうから
最初からローラーブレーキを選んでおいた方がお得です。
バンドブレーキが悪いわけではない
値段が安い自転車に搭載されているバンドブレーキは粗末なブレーキということはありません。
構造上どうしても音がなってしまう状態になることもありますが、
ギィーとなっていてもそれはしっかりブレーキがかかっている証拠でもあります。
バンドブレーキをバンドブレーキに替えても根本の解決にはなりません。
バンドブレーキよりも音鳴りしにくいサーボブレーキに替える選択肢は一応あります。
ですが、サーボに替える費用を考えたら最初からローラーブレーキ搭載車のほうがいいんじゃないかな。
音鳴りしても割り切って乗れる方はバンドブレーキ搭載の自転車でもなんの問題もないです。
ブレーキに注油は絶対NG
ブレーキの音鳴りを解消するために注油したり、研磨剤を入れたりして音鳴りを止められるみたいなことを目にしたこともありますがやらないほうがいいです。
ブレーキ本体にも注油禁止と書かれていますし、ケミカル剤ははブレーキの制動力に影響を及ぼす恐れがあります。
「注油したブレーキはブレーキがかからない」と
おばあちゃんがご主人に音鳴りするから油挿してもらったって
自転車持ち込まれたこともあります。
そうなったらブレーキ交換しか対応方法がありません。
研磨剤などはどうなんでしょうね。
その時もし音が止まってもこれから先のブレーキの利き具合なんかにも影響が出るかもしれませんし、
怖くてようしません。
ローラブレーキ搭載車は購入費用は高くなってしまう場合が多いですが、
予算が許すなら最初から選択肢に入れておいた方があとあとよかったなって結果になると思います。
あとは変速付やオートライト付にするかなどスペックで値段も変わってきますので、
自分が乗る自転車には何が必要か考えなら購入することを大事ですよ。
ではまた