シマノの変速機を操作するためのシフターでレボシフト。
グリップ式で手元でガチャガチャとギアを切り替えられる便利なシフターです。
息子が自転車で走っていてギアが硬くて回らへんと言っていたので、
調整するとシフトはカチカチと鳴るけどギアが切り替わらないので、
修理していきます。
ワイヤー交換すればいいんですが、
今回は3年以上使って汚くなってきたレボシフト本体を交換していきます。
ホームセンターにも売っているレボシフトを購入してきました。
ギアを切り替えてもギアが変わらなかったり、
硬くてギアを切り替えることができなかったりすると
アウターインナー両方のワイヤー交換をおすすめします。
ですが、この商品にはアウターワイヤーが付属していません。
ワイヤー交換の際には同時に両方とも交換する方がいいんですが、
まずはアウターワイヤーはそのままでインナーワイヤーと本体を変えていきます。
必要な工具
レボシフト本体を交換するときに使う工具は、
- マイナスドライバー
- ワイヤーカッター
- 9㎜のスパナorメガネレンチ
- 六角レンチを複数サイズをセットで用意
グリップを再使用するなら
- シリコンスプレーもしくはエアコンプレッサーと先が細くなっているガン
レボシフト本体を交換
レボシフトの窓は黄色くなっているので本体をこの際なので変えていきます。
グリップを外す
グリップはもう一度使うので、グリップは切らずに抜き取ります。
なので先にやることは六角レンチでブレーキレバーとシフターの六角頭のネジを
六角レンチで緩めてグリップとの間隔を作ります。
工程の写真が無くてすみません。
マイナスドライバーなどをグリップとハンドルの隙間に突っ込んで
シリコンスプレーをグリップとハンドルバーの隙間に吹き付けて滑りを良くします。
最初は硬いですが、グリグリやってるとグリップが抜けてきます。
何回かシリコンスプレーを隙間に吹き付けるのを繰り返していけば抜けます。
抜けたらシフターとブレーキレバーを元の位置に戻して
ブレーキレバーのネジのみを締めて固定しときます。
ディレーラーからワイヤーを外す
ワイヤーカッターを使ってエンドキャップの根元部分からバチッと切断していきます。
そのあと9㎜のスパナなどを使って固定されているワイヤーを外します。
シマノのワイヤーカッターは切れ味が良くていい工具です。
スパっと切れます。
レボシフトごと交換するので、そのままハンドルからシフト本体を抜き取ります。
カバーを外す必要は無いけど、今回は外してます。お気になさらず。
本体の取り付けとワイヤーの固定
そしてレボシフトをハンドルに取り付けてあとは アウターワイヤーはそのまま使いますので、
逆の手順で取りつけていきます。
アウターワイヤーにインナーワイヤーを通していき、ディレーラー本体にワイヤーを通していきます。
ディレーラーに通すところでインナーワイヤーが通りづらく
通そうとしているときにワイヤーがほつれたりしたときには、ワイヤーカッターでほつれた部分を切断します。
ディレーターに通ったらワイヤーを固定します。
シフトの変速段階は6を示すところに切り替えておいてください。
そしたらしっかりとワイヤーを張ってシフターの根元しっかりと差し込まれているかを確認して、
ワイヤーを固定します。
固定するときにはワイヤーを固定するパーツの溝が彫ってある部分に
ワイヤーが挟まるように止められているかに気を付けてください。
固定出来たらディレーラー調整をして終了です。
ギアの調整のやり方は下のリンクに載ってますのでやり方はこちらで確認してください。
ギアがうまく切り替わったら完了です。
これでギアがうまく切り替わらなかったらアウターワイヤーを交換しましょう。
ただ一度固定してしまったワイヤーはつぶれた状態で固定されていますので、
抜けにくく、通しにくいです。
なので、新しいインナーですが、アウターと両方のワイヤーを交換しましょう。
ではまた。